シャープから発売されたブルーレイレコーダー2B-C10EW1と2B-C10DW1。
どちらも2番組同時録画タイプで、連続ドラマを自動録画できる機能が搭載されています。しかし、見た目は似ているものの、実は中身はかなり違うのです。
では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか?この記事では、シャープ 2B-C10EW1と2B-C10DW1の違いを5つの項目で比較して、それぞれの特徴やメリットを徹底解説します。
シャープ 2B-C10EW1と2B-C10DW1の違いを5つの項目で比較
それでは早速、2B-C10EW1と2B-C10DW1の違いを見ていきましょう。
① 2B-C10EW1と2B-C10DW1を仕様で比較
まずは、2B-C10EW1と2B-C10DW1の基本的な仕様を比較してみましょう。以下が主な仕様の一覧です。
項目 | 2B-C10EW1 | 2B-C10DW1 |
---|---|---|
HDD容量 | 1TB | 1TB |
地上デジタルハイビジョン録画時間 | DRモード:約126時間<br>12倍モード:約1075時間 | DRモード:約126時間<br>12倍モード:約1075時間 |
ブルーレイディスク録画時間 | DRモード:約4.5時間<br>12倍モード:約36時間 | DRモード:約4.5時間<br>12倍モード:約36時間 |
DVD録画時間 | DRモード:約2.5時間<br>12倍モード:約20時間 | DRモード:約2.5時間<br>12倍モード:約20時間 |
無線LAN | 内蔵 | 内蔵 |
有線LAN | あり | あり |
HDMI出力端子 | あり | あり |
USB端子 | あり | あり |
仕様を見ると、2B-C10EW1と2B-C10DW1は、HDD容量や録画時間、無線LANやHDMI出力端子など、ほとんど同じです。しかし、一見同じに見える仕様でも、実は細かな違いがあるのです。
例えば、HDD容量はどちらも1TBですが、2B-C10EW1は「おまかせ録画」機能を使うと、HDDの空き容量に応じて録画番組を自動的に削除してくれます。これにより、常に録画できる状態を保つことができます。
一方、2B-C10DW1は「おまかせ録画」機能がありません。その代わり、「タイトルプレビュー」機能があります。これは、録画番組の内容を10分割して、5秒ごとにスキップ再生することで、番組の雰囲気を1分間で確認できる機能です。これにより、録画番組の整理や選択がしやすくなります。
このように、仕様にも微妙な違いがあるので、注意して見比べる必要があります。
② 2B-C10EW1と2B-C10DW1を機能で比較
次に、2B-C10EW1と2B-C10DW1の機能を比較してみましょう。以下が主な機能の一覧です。
項目 | 2B-C10EW1 | 2B-C10DW1 |
---|---|---|
連ドラ自動録画 | あり | あり |
おまかせ録画 | あり | なし |
見どころポップアップ | あり | あり |
18画面録画リスト&まと丸 | あり | あり |
タイトルプレビュー | なし | あり |
指定ジャンル強調 | なし | あり |
スマホ連携 | あり | あり |
ネット動画視聴 | あり | あり |
ネットラジオ視聴 | あり | あり |
4Kアップコンバート | あり | あり |
機能を見ると、2B-C10EW1と2B-C10DW1は、連ドラ自動録画や見どころポップアップ、18画面録画リスト&まと丸など、録画や再生に便利な機能を共通して持っています。
しかし、2B-C10EW1にはおまかせ録画、2B-C10DW1にはタイトルプレビューや指定ジャンル強調など、それぞれ独自の機能もあります。おまかせ録画は、好きなタレントやジャンルなどを設定しておくと、放送番組を自動で検索&録画してくれる機能です。
タイトルプレビューは、前述したように、録画番組の内容を1分間で確認できる機能です。指定ジャンル強調は、見たいジャンルの番組を番組表で色分けして表示してくれる機能です。
また、スマホ連携やネット動画視聴、ネットラジオ視聴など、ネットワーク機能も充実しています。4Kアップコンバートは、フルハイビジョンの映像を4Kの画質に近づけて出力する機能です。
このように、機能にもそれぞれの特色があるので、自分の好みや用途に合わせて選ぶ必要があります。
③ 2B-C10EW1と2B-C10DW1を大きさで比較
続いて、2B-C10EW1と2B-C10DW1の大きさを比較してみましょう。以下が主な大きさの一覧です。
項目 | 2B-C10EW1 | 2B-C10DW1 |
---|---|---|
幅 | 430mm | 430mm |
高さ | 51mm | 51mm |
奥行 | 195mm | 195mm |
質量 | 約2.2kg | 約2.2kg |
2B-C10EW1と2B-C10DW1は、幅や高さ、奥行、質量とも同様であることがわかります。
2B-C10EW1は2B-C10DW1の後継機であることから考えても納得できる仕様です。どちらも「コンパクトモデル」として設計されているわけで、テレビの下や棚の上など、スペースに限られた場所にも置きやすいサイズと言えるでしょう。
④ 2B-C10EW1と2B-C10DW1を価格で比較
次に、2B-C10EW1と2B-C10DW1の価格を比較してみましょう。以下が主な価格の一覧です。
項目 | 2B-C10EW1 | 2B-C10DW1 |
---|---|---|
メーカー希望小売価格 | オープン価格 | オープン価格 |
市場想定価格 | 約37,000円 | 約58,000円 |
価格を見ると、2B-C10EW1と2B-C10DW1は、市場想定価格で約21,000円もの差があります。2B-C10EW1は、2B-C10DW1よりもかなり安いです。これは、2B-C10EW1が「コンパクトモデル」として、シンプルで使いやすい機能に絞って設計されているためです。2B-C10EW1は、予算に限りがある方や、基本的な録画や再生ができれば十分な方におすすめです。
一方、2B-C10DW1は、2B-C10EW1よりも高いですが、これは、2B-C10DW1が「タイトルプレビュー」や「指定ジャンル強調」などの独自機能を搭載しているためです。2B-C10DW1は、録画番組の管理や選択に便利な機能を求める方や、録画番組の内容を確認したい方におすすめです。予算やニーズに合わせて選ぶとよいでしょう。
⑤ 2B-C10EW1と2B-C10DW1をその他の違いで比較
最後に、2B-C10EW1と2B-C10DW1のその他の違いを比較してみましょう。以下が主な違いの一覧です。
項目 | 2B-C10EW1 | 2B-C10DW1 |
---|---|---|
色 | ブラック | ブラック系 |
リモコン | 小型リモコン | 標準リモコン |
フロントパネル | フラットデザイン | フラットデザイン |
フロントディスプレイ | なし | あり |
その他の違いを見ると、2B-C10EW1と2B-C10DW1は、色やリモコン、フロントパネルやフロントディスプレイなど、外観や操作性にも違いがあります。
2B-C10EW1は、ブラックの色で、小型のリモコンを付属しています。また、フロントパネルはフラットデザインで、フロントディスプレイはありません。これは、2B-C10EW1が「コンパクトモデル」として、シンプルでスタイリッシュなデザインになっているためです。2B-C10EW1は、見た目や操作にこだわらない方や、スマートフォンで操作する方におすすめです。
一方、2B-C10DW1は、ブラック系の色で、標準のリモコンを付属しています。また、フロントパネルはフラットデザインで、フロントディスプレイがあります。これは、2B-C10DW1が「タイトルプレビュー」や「指定ジャンル強調」などの独自機能を搭載しているためです。2B-C10DW1は、見た目や操作にこだわる方や、リモコンで操作する方におすすめです。
このように、その他の違いにもそれぞれの好みがあるので、デザインや操作性に合わせて選ぶ必要があります。
シャープ 2B-C10EW1と2B-C10DW1 どっちがおすすめ?
ここまで、シャープ 2B-C10EW1と2B-C10DW1の違いを5つの項目で比較してきました。
では、最終的にどちらがおすすめなのでしょうか?
2B-C10EW1がおすすめな人
- 予算に限りがある方
- 基本的な録画や再生ができれば十分な方
- 設置場所にスペースに限られた方
- 見た目や操作にこだわらない方
- スマートフォンで操作したい方