今回、骨伝導イヤホン SHOKZ OpenRun スタンダードモデルを購入しましたので、実際に使ってみたレビューをお届けします。
装着感や操作性、街中や電車内等での実用性など、良い点も悪い点もご紹介します。
また、以前から使っていたHS2という骨伝導イヤホンとの比較や、ネットでのSHOKZ OpenRunの良い口コミから悪い口コミまでの評価も合わせてご紹介します。
SHOKZ OpenRunを私が購入しようと思った理由
1年ほど前、AmazonでHS2という骨伝導イヤホンを購入したのですが、街中や電車内では最大音量にしても音声が聞き取れないほどで、実用性に不満がありました。
そのため、街中や電車内ではカナル式のイヤホンを使っていました。
このHS2は私にとって初めての骨伝導イヤホンということもあり、他の骨伝導イヤホンはどうなのか?とずっと気になっていました。
今回、東急ハンズにSHOKZ OpenRunの展示機があり、実際に試すことができたことが購入のきっかけとなりました。
お店で実際にSHOKZ OpenRunの実機を試してみて、装着感や音声の聞こえ方がHS2に比べて格段に良かったことで、街中や電車内での実用性にも期待できそうだと思ったことが一番の購入理由です。
SHOKZ OpenRunのスペック一覧
SHOKZ OpenRun スタンダードモデルのスペックは以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
Bluetoothバージョン | 5.1 |
対応コーデック | SBC |
対応プロファイル | A2DP, AVRCP, HSP, HFP |
電池容量 | 160mAh |
バッテリー駆動時間 | 8時間 |
充電時間 | 1.5時間 |
急速充電 | 10分で1.5時間使用可能 |
防塵防水規格 | IP67 |
イコライザ | スタンダードモード, ボーカルモード |
重量 | 26g |
カラー | コズミックブラック、ブルー、 ソーラーレッド、ルナグレイ |
SHOKZ OpenRun 箱の開封~付属品の確認
実は、購入は東急ハンズではなく、Amazonでの購入となりました。
理由としては、その場で衝動買い的に買って、後で後悔したくない、という思いもあったからです。
東急ハンズからカタログをいただいてきて、まずはカフェで気持ちを落ち着かせてAmazonのレビューを見たり、他の機種との比較など検討をしました。
ということで、Amazonで注文、購入となりました。
到着した商品の箱を開ける瞬間、期待感でワクワクしますよね^^
製品の外箱は作りもしっかりとしており、高級感があります。
まず、箱に被せてあるカバーを外します。
次にフタを開けると、イヤホン本体が出てきます。
箱はかなりしっかりとした作りになっていて高級感があります。
イヤホン本体が納まったトレーの下に、付属品の入った箱があります。
これが本体と付属品一式です。
充電用のUSBケーブル、ヘッドバンド、キャリングケース、保証書、説明書。
保証は24ヶ月(2年)となっており、長めの保証で安心できます^^
キャリングケースはゴム引きで防水性も高そうで、内側はソフトな布になっており、なかなかいい感じです。
ヘアバンドもロゴ入りで質も良さそうですが、私は使いそうにありませんが^^;
説明書は各国言語で書かれています。
ネットで日本語の動画マニュアルも見られるので、そちらを見た方が分かりやすかったです。
SHOKZ OpenRun 実際に使ってみてのレビュー
では、実際に使ってみてのレビューをしていきましょう。
機器とのペアリング接続について
機器とのペアリング接続ということで、まずはiPhoneに接続してみます。
OpenRunは電源ボタンを長押しすることでペアリングモードになります。
ペアリングモードになると、ランプが青、赤と交互に点滅を始めます。
この状態でiPhoneのBluetooth設定を確認するとOpenRunが認識されていますので、選択することでペアリング接続が完了します。
特に苦労することもなく、サクッと接続完了できました。
装着感について
次に装着感ですが、耳にかけるとスピーカー部分が自然と聞きやすい定位置にくる感じです。
押し当てる圧力も強すぎず、それでいてしっかりとフィットする感じで、自然なつけ心地です。
カタログのモデルさんの画像を引用しますが、こんな感じでフィットしてくれます。
重さも気にならず、これならジョギングの時もずれたりせず、音楽が楽しめるでしょう。
私はジョギングはしないのですが、信号が変わりそうな時に走って横断歩道を渡ったりした時でも、まったく気になりませんでした。
長時間の装着ですが、最初は耳の上部に押し付けるようにしていたためか、2、3時間後に耳の上部が少し痛くなってしまいました。
耳の上部に押し付けず、軽めにセットするようにしたところ、4、5時間の装着でも問題ありませんでした。
私は普段、眼鏡を使っているのですが、OpenRunをセットしても、その上から眼鏡をかけることもできます。
若干、眼鏡がズレやすくなる気はしますが、それほど気にならずに使えています。
操作性について
次に操作性を見てみましょう。
OpenRunは右側ユニットの下部に2つのボタンがあります。
音量を操作する+ボタンとーボタンです。
+ボタンは電源のON/OFFも兼ねています。
電源ONの時は+ボタンを長押しすると「ショックスへようこそ。バッテリーは充電されています。接続しました」と日本語でメッセージが聞こえます。
これで接続まで完了です。
同じく、+ボタンを長押しすると、「終了します」と日本語メッセージが聞こえ電源OFFとなります。
音量調整は、+ボタンを1回押すごとにボリュームがアップし、ーボタンを1回押すごとにボリュームがダウンします。
+ボタンとーボタンを同時に押すとイコライザーモードの変更ができます。
モードが変更されると「スタンダードモード」、「ボーカルモード」と音声で知らせてくれます。
左側ユニットにあるボタンは、1回押すごとに、曲のスタート、ストップの機能があります。
このボタンは曲飛ばしも兼ねていて、2回押すと1曲送り、3回押すと1曲戻し、となります。
以上が基本的な操作方法ですが、右側の2つのボタンが平面的なのですが、「+」「ー」の刻印が立体的になっており、指で触った時にも分かりやすい作りとなっています。
ただ、イコライザーの切り替えの際、+、ーの2つのボタンを同時に押すのですが、慣れないと片側のボタンだけを押してしまう、というのが少し気になりました。
左側のボタンも平面的ですが、こちらも指触りで位置は判別しやいと思います。
ただ、曲飛ばしの2回押し、3回押しは、慣れないと押し損なったり、ということもありるかと感じました。
音声の聞こえ方、音量について
音声の聞こえ方に関しては、街歩きでも、電車内でも申し分ないレベルです。
以前使っていたHS2は、ボリュームを最大にしても、さほどうるさくない街中でも、電車内でも聞き取れるレベルではなかったので各段の違いと言えます。
OpenRunはボリュームを7〜8割でも、街中、電車内でも十分に聞こえるレベルです。
しかし、交通量の多い交差点や、道路工事、地下鉄のホームで電車が入ってくる時、車内アナウンスの声が大きい場合は、さすがに聞き取りにくいです。
ただし、こういった時は、スピーカー本体を指で押して耳穴を少し塞ぐようにすることで音声が聞き取りやすくなります。
カナル式のイヤホンの場合は、急に周囲の音がうるさくなった時は、ボリュームを上げたり、一時停止してやり過ごしていました。
指で押し当て方を変えることで、周囲の状況に応じて聞こえやすくできるのは、骨伝導イヤホンの強みだと思いました。
音質について
音質についてはクリアでバランスも良く、聴きやすいと思います。
私の場合、主に移動中にAmazonのオーディブルで朗読音声を聴くことがメインの使い方となっています。
街中や電車での移動中でも音声は聞き取りやすく、満足できています。
音楽に関しては、カナル式イヤホンと比べると、少し低音が物足りない、と感じるかも知れません。
私が使っているカナル式イヤホンと聴き比べてみると、カナル式の方はOpenRunに比べ、低音は響くものの、高音が弱く、ちょっとこもったような印象に聞こえました。
このカナル式イヤホンは、3コインショップで購入した1,650円のものですので、もっと高額で高性能なものだともっと違うのかも知れませんが・・・
ということで、こうして比べてみても、OpenRunの音質は、音楽でもバランスが良いと感じました。
OpenRunには、イコライザー機能もあり、スタンダードモードとボーカルモードが選べるようになっています。
本体右側にある+ボタンとーボタンを同時に押すことで、スタンダードモードとボーカルモードを切り替えることができます。
ボーカルモードは低域が少し強調されるようで、 Amazonオーディブルなどを聴く場合でも、音楽を聴く場合でも、個人的にはこちらのモードの方が気に入っています。
振動について
OpenRunは振動についても小さく抑えるように設計されているそうです。
実際、HS2と比較しても振動は各段に小さいと感じました。
OpenRunは、街中や電車内でも、実用レベルの音声で聞いている時は振動はほとんど気になりませんでした。
HS2の場合は、比較的静かな室内環境でも音声は最大値近くにする必要がありましたが、その場合、やはり振動が気になっていました。
OpenRunもボリュームを最大値近くまで上げると、振動を感じるようになりますが、通常レベルでの使用なら振動はほぼ気にならないと言っていいでしょう。
音漏れについて
あまりうるさくないカフェで、OpenRunの音漏れについて検証してみました。
スマホのボリュームで7〜8割程度(少し大きめに聞こえる音量)で耳から外してみて、30cm程度離した距離で、意識して耳を傾けてみると、かすかに聞こえるかな、という程度でした。
こんな感じで、音が出る部分に指を当て、顔に当てている想定で確認しました。
これならカフェや電車内でも、周囲の人に迷惑をかけることはないレベルと言えるでしょう。
OpenRunを使えば、心置きなくどこでも音楽や音声を楽しめますね。
遅延について
Bruetooth機器では、遅延についても気になるところです。
私の場合は、Amazonのオーディブルや音楽などを聴くような使い方がメインとなるのですが、OpenRunの遅延についても検証してみました。
OpenRunをiPhoneに接続した状態で動画再生をして検証しました。
Amazonプライムビデオの配信動画とYouTubeの動画で確認しました。
まず、話している時の人物の口の動きとセリフの音声に着目してみましたが、違和感を感じるようなズレは感じられませんでした。
次に、車のドアの閉まる時の音や銃声、物が落ちた時の音に着目してみたのですが、違和感を感じるほどではありませんでした。
ということで、遅延に関して実用レベルで問題はないと感じました。
通話について
私は普段、イヤホンをつけた状態でスマホ通話はしないのですが、OpenRunには通話機能もあるので試してみました。
OpenRunを装着、iPhoneとペアリング接続した状態で、LINEを使ってLINE通話をしてみました。
マイクは耳元の本体ユニットに内蔵されているわけですが、問題なく相手と通話ができました。
私にとっては、電話や通話の時はマイクに向かって話すのが当たり前となっていたのですが、マイクに向かわずに普通にしゃべって通話ができてしまうのが少し不思議な感覚でした。
バッテリーの持ちについて
カタログ値では、OpenRunのフル充電の時間は1.5時間で、8時間連続再生可能とされています。
私の場合、外出時にずっと音楽や音声を聞いているわけではないですが、フル充電しておけば、1日使ってもバッテリーの持ちは十分だと感じています。
よほどのヘビーユーザーでない限りは問題はなさそうです。
SHOKZ OpenRunとHS2との比較
私の初めての骨伝導イヤホンはAmazonで購入したHS2という機種でした。
OpenRunは2つ目の骨伝導イヤホンということになりますので、この2つを比較してみたいと思います。
左がOpenRunで、右がHS2です。
こうして比べてみても、まず大きさや形状の違いは一目瞭然ですね。
OpenRunはヘッドの先端がくっつく程ですが、HS2は先端が少し広がっています。
全体の大きさもOpenRunの方が一回り小さいです。
これを見ても、OpenRunとのテンションのかかり方の違いが一目瞭然です。
耳掛け部分からスピーカー部分にかけての形状も大きく違っています。
この形状の違いが、スピーカー部分の当たり方やフィット感に大きく影響します。
HS2の方が、耳掛けからスピーカー部分の位置が浅く、少し前方寄りとなっています。
この耳掛けとスピーカーの位置はとても重要です。
つまり、耳にかけた時のスピーカーの位置によって音声の聞こえ方が大きく左右されてしまうということです。
今回、OpenRunを試してみて分かったことでもあるのですが、HS2は装着した時に、スピーカーの位置が高く、前方寄りになってしまうということです。
それが原因で音声が小さくしか聞こえない原因であり、さらにテンションの弱さもフィット感に影響しています。
これはOpenRunのカタログ写真ですが、耳穴の前方の耳珠(じじゅ)の辺りにスピーカー部分がありますが、この位置がベストポジションと言えます。
一方、HS2のスピーカーをこの耳珠の所に合わせてても、位置が安定せず、テンションも弱いため、すぐにずれてしまいます。
HS2を使っていての一番困ったのは、街中や電車内ではボリュームを最大限にしても音声が聞き取れないことでしたが、OpenRunと比較して、HS2の製品形状に原因があったことがよく分かりました。
逆に言えば、OpenRunが人の体にフィットして性能が引き出せるようにしっかりと設計されている、ということですね。
重量も実測してみました。
OpenRunは25.8g、HS2は29.3gで、OpenRunの方が3.5g軽量です。
OpenRunは小型軽量化も図られていることがわかります。
HS2は約1年ほど前に購入したのですが、外出時の使用には向かず、もっぱら室内での使用がメインで、少し悶々としていました。
正直、もっと早くOpenRunと出会いたかったとも思いますが、こうしてHS2と比較したことで、OpenRunの良さが実感できました。
SHOKZ OpenRunがおすすめな人
OpenRunについて実際に私が使ってみてのレビューをしてきましたが、どのような人におすすめなのかをまとめてみました。
フィット感のある骨伝導イヤホンをお探しの人
OpenRunをつけてみて、まず感じたことはフィット感の良さでした。
これは私が今までHS2という別の骨伝導イヤホンを使っていたこともあり、一目瞭然で違いが感じられました。
つけた時に、スピーカー部分がベストと言えるポジションに来て、それでいてフィット感も良いという点で、これは骨伝導イヤホンでは最も重要なポイントになるかと思います。
比較的長時間つけていても、耳が痛くならず、ストレスを感じない点もおすすめです。
性能の良い骨伝導イヤホンをお探しの人
街中や電車内でも音声が鮮明に聞こえるか、という実用面でも十分な性能です。
少しザワついた状況でも、iPhoneとの接続で、ボリュームを7割程度で余裕をもって使えています。
道路工事や、地下鉄のホームで電車が入ってきた時など、急に大きな音がした状況では、指でヘッドホン部分を押して耳の穴を塞ぐようにすると、ノイズに負けずに音声が聞き取りやすくなります。
実用レベルの音声で聞く場合であれば、振動も気にならない程度かと思います。
また、カタログにも連続使用8時間とある通り、フル充電しておけば、1日持ち歩いてもバッテリー切れの心配をせずに使えるでしょう。
移動時や自転車、ジョギング等に音楽や音声を聴きたい人
OpenRunはランニングや自転車走行、アウトドアなどの使用に合わせて作られており、IP67適合の防塵防水性も備えています。
通勤、通学の移動時や自転車、ジョギングなどのアクティブな時でもしっかりとフィットしてくれるはずです。
私自身、街中を歩いている時にAmazonオーディブルを聴くことが多いのですが、カナル式イヤホンでは耳が塞がっているため、周囲の音が聞き取れにくくヒヤッとしたこともありました。
最近はエンジン音の静かな電気自動車も多いので、イヤホンで耳を塞いでいると近づいてくるのが気づきにくいことがあります。
移動時に耳を塞がず安全面も両立させて、音楽や音声が聴けるのは、骨伝導イヤホンの大きな強みと言えます。
ながら時間に音楽や音声を楽しみたい人
家にいる時、掃除や洗濯、家事、雑事をする時にもOpenRunは最適です。
音楽や音声を聴きながらでも、家の中を自由に移動することができます。
さすがに掃除機をかけている時は音声は聞き取りにくいですが。
Amazonオーディブルなどのサービスを利用すれば、朗読で”ながら読書”もできます。
私にとっては、家での雑事や散歩中でも音声朗読で読書が楽しめるのがOpenRunの大きな魅力となっています。
夜間に映画や音楽を楽しみたい人
夜間に映画や音楽を楽しむ際、やはり音の大きさは気になってしまうものです。
そんな時にもOpenRunは最適です。
カナル式や開放型のヘッドホンと違い、耳を塞がないので、長時間の映画視聴にも適していると思います。
私は液晶プロジェクターを使って大画面で映画を観るのが気に入っているのですが、OpenRunをBluretooth接続して使っています。
夜中でも心おきなく映画に没入して楽しむことができるのも大きな魅力です。
SHOKZ OpenRunのイマイチな点、気になった点
では次に、OpenRunの気になった点についてあげてみます。
価格について
価格に関しては決して安い買物とは言えないと思います。
しかし、性能やフィット感、使い勝手を考えると「安物買いの銭失い」になるよりは、少し奮発しても、いい物を長く愛用する、という選択肢もあると思いました。
充電プラグが独自形状
OpenRunは充電プラグが独自の形状となっています。
磁石でピタッとしっかりと吸着するので安定性も良く、脱着も楽でいいのですが、現在主流のUSB タイプ3に比べると汎用性が低いようにも感じます。
外出時の充電を考えてケーブルを持ち歩く場合、荷物にもなりますし、カバンやポケットに入れると痛みも気になるところです。
ケーブルを持ち歩く場合、ケーブルのコネクタ付近の所が痛んでしまった経験が何度もあるからです。
それに、特殊形状のケーブルとなると、お値段も割高でしょうから再購入の際にも気になるものです。
とは言え、OpenRunはフル充電しておけば8時間連続使用可能とされており、使い方にもよるかも知れませんが、1日持ち歩いて使用しても電池切れの心配もなさそうです。
そう考えると、充電ケーブルは持ち歩く必要はなさそうです。
操作ボタンが小さい
右側のユニットにある2つの操作ボタンは、本体のデザインに合わせた形状で小さめとなっているので、慣れないうちは少し戸惑うかもしれません。
それぞれのボタンの「+」「ー」の刻印が立体的になっているため、指で触って判別しやすくはなっているので、慣れれば音量操作や電源のオン・オフは大丈夫かと思います。
ただ、イコライザーのモード変更の際は、「+」「ー」の2つのボタンを同時に押すのですが、押しそこなって電源オフになってしまったり、ということもありました。
これも押し方の慣れが必要かも知れません。
左側のユニットのボタンは側面にあり、形状も大きめです。
1度押すごとに停止、再生を切り替えることができます。
これは操作性もよく、使いやすいと思います。
ただ、2回押しで曲送り、3回押しで曲戻しとなるのですが、素早く複数回押すのがあまり得意ではない人もいるかと思います。
私も複数回押す時に押しそこなったりすることがあります。
眼鏡使用時
カタログ等にも、OpenRun装着時に眼鏡使用ができる旨書かれています。
私もOpenRun装着時に眼鏡をかけています。
OpenRunの耳掛け部分の上に眼鏡のツルが乗るようになります。
特に違和感なく眼鏡をかけられていますが、OpenRun無しの状態に比べると若干、眼鏡がズレやすいかな、といった感じはあります。
少し緩めの眼鏡だとズレやすいかも知れません。
これは個人差もあるかと思いますが、実用面では十分かと思います。
SHOKZ OpenRun ネットでの口コミレビュー
では、ネットの口コミレビューについても良い評価や悪い評判をまとめてみました。
OpenRunの良い口コミ・メリット
まずは良い口コミやメリットについてです。
- 耳を塞がないので、ランニングやサイクリングなどのスポーツに最適。周囲の状況を把握しながら音楽を楽しめる。
- 軽量で快適な装着感。チタニウム製のバンドはしっかりと頭にフィットし、ずれにくい。ミニサイズと標準サイズの2種類があるので、自分に合ったサイズを選べる。
- バッテリーの持ちが良い。連続再生時間は8時間で、急速充電に対応している。10分の充電で1.5時間の使用が可能なので、時間がないときでも安心。
口コミでも、OpenRunをランニングやサイクリングの際使う人が多いようで、耳を塞がずに音楽等が聴ける点が評価されていますね。
装着感に関しても、軽く、頭にフィットすることが好評価されています。
OpenRunには標準サイズとミニサイズがあります。
私が今回購入したものは標準サイズですが、ミニサイズの方は、頭の後ろの部分が、よりフィットする感じになっています。
その人の好みで選ぶことができます。
バッテリーの持ちの良さについては、私も感じていますが、多くの人が満足しているようです。
バッテリー切れの際、急速充電ができることを評価する人もいました。
ネットでの良い口コミやメリットは、私自身が実際に使ってみて感じたことと共通点も多く、OpenRunが多くの人からも評価されていることが分かりました。
OpenRunの悪い口コミ・デメリット
続いて、悪い口コミやデメリットについてです。
- 音質は骨伝導イヤホンとしては良い方だが、やはり一般的なイヤホンに比べると劣る。低音は弱く、高音はやや歪む。
- 外部の音が聞こえるのは安全面では良いが、騒音の多い場所では音楽が聞きづらい。特に電車やバスの中では周りの音に負けてしまう。
- 急速充電に対応しているが、充電ポートが濡れていると充電できない。水に強いイヤホンなのに、充電ポートが水に弱いのは不便。
音質に関して、低音の弱さを指摘する口コミも見られましたが、カナル式と比べると低音が弱く感じることは私自身も実感しているところです。
しかし、OpenRunの音質はバランスも良く、聞きやすいと感じています。
音質にこだわるか、骨伝導イヤホンの利便性を選ぶかは、その人の使い方によるでしょう。
騒音の多い場所では音楽が聞こえにくいという指摘もありますが、これは致し方ないことでしょう。
スピーカー部分を指で押して耳の穴を塞ぐようにすれば、音声が大きく聞き取りやすくなりますので、常に騒音のある場所でなければ、その都度回避することはできるかと思います。
充電ポートが水濡れしていると充電できないとの口コミも見られましたが、このような使い方をするシーンもあるのでしょうか?
布で拭いてあげれば実用上は問題ないかと思います。
悪い口コミやデメリットについても、私自身が使ってみて同じように感じる部分もありましたが、骨伝導イヤホンのメリットは、それ以上に大きいとも感じています。
SHOKZ OpenRun その他のバリエーションについて
今回私が購入した製品は、OpenRunのスタンダードモデルになります。
OpenRunにはミニサイズも用意されています。
ミニサイズは後頭部によりフィットする感じですが、後頭部にツルの部分が接触するのには好みが分かれるところかと思います。
私は東急ハンズにあった実機でミニサイズもつけてみて、通常サイズの方を選択しました。
OpenRunのスタンダードモデルの下位モデルとしてエントリーモデルもあります。
こちらはスタンダードモデルよりも価格設定も安くなっています。
こちらも東急ハンズで実機をつけてみたのですが、つけ心地はスタンダードモデルの方に軍配が上がりました。
さらに、OpenRunにはハイエンドモデルとしてPROがあります。
こちらはスタンダードモデルと同様の外見ですが、バッテリー駆動時間の長さや音質面での上位モデルとなります。
東急ハンズでこちらも試してみましたが、私には大きな違いが実感できませんでした。
より、こだわりのある人や耳の肥えた人なら違いが実感できるかもしれません。
私にとっての実用面で考えて、スタンダードモデルで十分と判断し、今回はスタンダードモデルを選択しました。
最後に
SHOKZ OpenRun スタンダードモデルについて、購入後のレビューをお届けしましたが、いかがだったでしょうか。
個人的には購入して、とても良かった、というのが正直な実感です。
決して安い買い物ではないので、価格が一番のネックで迷うところですが、今回、実機を実際に試すことができ、装着感や音の聞こえ方などを体感できたことで、納得してから購入することができました。
私は1年ほど前にAmazonでHS2というモデルの骨伝導イヤホンを購入したのですが、こちらに比べて、装着感も性能も格段に上なので満足しています。
「安物買いの銭失い」という言葉もありますが、やはり最初から良い製品を買っておくのが正解なのかな、と実感しています。
ということで、これからOpenRunを使い倒していきたいと考えています。
私の場合、移動中や散歩の時にAmazonオーディブルで朗読を聞くことが多いのですが、歩きながらでも耳から読書ができるのが特に気に入っています。
使い方は人それぞれかと思いますが、骨伝導イヤホンをお探しでしたら、SHOKZ OpenRunを選択肢の一つとして検討してみるのも良いと思います。